看護・介護事業所や高齢者向け住宅を運営するopsol(株)の採用サイト「お知らせ・コラム」ページ

当記事「opsol株式会社のもっとよく！」では、より良いサービスをご提供するためにスタッフたちが大切にしていることや工夫についてインタビューを行い、ご紹介していく企画です。
初回は、パリアティブケアホームほしの岸和田の出口主任（作業療法士）に「プラネタリウム×徒手的リラクゼーション」についてお話を伺いました。
徒手的リラクゼーションとは、理学療法士・作業療法士が直接お体に触れ、マッサージやストレッチを行い、強張ってしまった筋肉や腱を伸ばして、心身のリラックスを目的として行う手技です。

Q.プラネタリウムを導入したきっかけを教えていただけますか

-出口
リラクゼーションを行う際、ベッドの上で生活を送る要介護度の高い方と、要介護度が比較的低くご自身で動ける方とでは、同じリハビリサービスを提供することが難しく、提供させていただけるサービスの幅に差が生じてしまいます。そこで、ベッドの上に居ながらでも何か楽しみながら受けていただけるリハビリサービスがないかと考え、音と光で楽しめるプラネタリウムの導入に至りました。

Q.なぜプラネタリウムなのですか

-出口
元々は系列のホームでプラネタリウムが導入されておりまして、居室にいるご入居者様もプラネタリウムならお部屋を移動せずに楽しめると思い、ホームのスタッフ達と話し合い、プラネタリウムを選ばせていただきました。
私自身、プラネタリウム鑑賞に行った際にとてもリラックスすることができました。そこで、プラネタリウムについて調べてみると、光やオルゴールの音などの刺激により副交感神経が優位になる傾向があるという情報を得ました。副交感神経が優位になると、体はリラックスしている状態になります。居室のご入居者様は身体的に緊張のある方も多くいらっしゃいます。
そこで身体の緊張を少しでも緩め、リラックスした状態でリラクゼーションを受けたらという思いもあります。

Q.実際に導入してみていかがでしょうか

-出口
意思疎通が難しい方もいらっしゃるため、ご入居者様から直接感想をいただくことが難しいことも多いのですが、ご家族様からは感謝のお声をいただけており、大変嬉しく思っています。私自身の実感にはなりますが、実際にご入居者様の身体に触れさせていただくと、筋肉が普段より少し緩んでいると感じています。また、言葉を交わせなくても、触れ合うことで温かさや思いが伝わるような感覚を覚え、私自身としても導入して良かったと感じました。

Q.触れ合うことで伝わる温かな思い、とても胸に響きました。
本題と逸れますが、作業療法士を目指したきっかけを教えていただけますか

-出口
　目指したきっかけですか。私には７つ下の弟がいるのですが、生まれつき左手や足が動かしづらく、小さい頃にリハビリに通っていました。その付き添いで一緒にリハビリ施設にいき、そこで始めて、作業療法士という仕事を知りました。家族がリハビリに通う姿を近くで見て、似た境遇の方や日常生活を送る上で難しいことがある方に対して、自分自身も何か少しでも力になりたいという想いから作業療法士を目指しました。
　あの日の想いや気持ちは今も変わらずに持ち続けながら、サービスにあたらせていただいております。

出口主任の原点となったご家族様への想い、そしてご入居者様の生活をより良いものにするための行動。お話を聞いていて胸に熱いものが込み上げました。
この度は貴重なお話をありがとうございます

opsol株式会社ではご利用者様もスタッフも「自分らしい生活」を実現させる企業を目指し、弊社に関わるすべての人々に安心と幸せを届けられるよう、常に「最適解＝optimal solution（オプティマルソリューション）」を探求しています。
様々な職種を募集しておりますので、ご興味がございましたら求職ページをご覧いただけますと幸いです。
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代表的な運営施設

【大阪府】

■パリアティブケアホーム はなの楠根
所在地：大阪府東大阪市楠根3丁目2番41号

■パリアティブケアホーム ゆきの彩都
所在地：大阪府茨木市彩都あさぎ5丁目10-10

■パリアティブケアホーム ほしの岸和田
所在地：大阪府岸和田市磯上町１丁目3番29号

【愛知県】

■パリアティブケアホームそらの春日井
所在地：愛知県春日井市松河戸町3丁目8番地7

■パリアティブケアホームつきの小牧
所在地：愛知県小牧市小牧5丁目315