お知らせ・コラム
2024.09.30
COLUMN
opsol株式会社のもっとよく! 「アイスマッサージ×お好みのジュース」
当記事「opsol株式会社のもっとよく!」では、より良いサービスをご提供するためにスタッフたちが大切にしていることや工夫についてインタビューを行い、ご紹介していく企画です。
今回は、パリアティブケアホームはなの楠根の奥山主任(言語聴覚士)に「アイスマッサージ×お好みのジュース」についてお話を伺いました。
※アイスマッサージとは、凍らせた脱脂綿などで口腔内を刺激し、嚥下反射を誘発して唾液の分泌を促すなど、嚥下訓練を目的としたマッサージです。
Q.お好みのジュースを用いたアイスマッサージが始まった経緯を教えていただけますか?
-奥山
アイスマッサージの嚥下訓練をご家族様にお伝えした際に、「珈琲がとても好きだったので珈琲でお願いする事は可能ですか」とご相談をいただいたのがきっかけです。
私自身も色々な味が楽しめた方が良いと思いまして、医師との相談の上でアイスマッサージにご入居者様のお好みの飲み物を導入しました。
Q.水と比べて、違いはありますか?
-奥山
効果や訓練の目的として違いはありません。ですが、アイスマッサージを行う方の多くは経口摂取で食事を摂ることが難しく、普段は経管栄養法で直接胃に栄養を取り入れています。そういった方々にとって、味に触れられる貴重な機会として、水と比べて違いがあると思います。
そして、味がある事で味覚に意識を向けるなど、感覚的な刺激にも繋がるかと思います。
Q.実際に行ってみていかがでしたか?
-奥山
医師の許可を得て、ご家族様の協力のもとでアイスマッサージを行った際には、昔から好まれていた味を思い出して笑顔を浮かべたり、不思議そうにされるご様子を拝見しました。その様子をご見学されていたご家族様も大変喜んでくださり、私自身としてもとても嬉しかったのを今でも覚えています。日常の訓練の一つであるアイスマッサージですが、直接食べることが難しい方にとって、「味わう喜び」を提供できる大切な瞬間だと思っています。ご入居者様の生活を少しでも豊かなものにしていくため、小さな工夫かもしれませんが、これからもこのような取り組みを増やしていきたいです。
ご家族様からのご相談も、柔軟な対応をされる奥山主任だからこそ引き出せたお声なのだとインタビューを通じて感じました。これからも素敵な取り組みが増えていくことがとても楽しみです。奥山主任、この度は貴重なお話しありがとうございました。
opsol株式会社ではご利用者様もスタッフも「自分らしい生活」を実現させる企業を目指し、弊社に関わるすべての人々に安心と幸せを届けられるよう、常に「最適解=optimal solution(オプティマルソリューション)」を探求しています。
様々な職種を募集しておりますので、ご興味がございましたら求職ページをご覧いただけますと幸いです。
自分らしい働き方を実現したい方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
代表的な運営施設
【大阪府】
■パリアティブケアホーム はなの楠根
所在地:大阪府東大阪市楠根3丁目2番41号■パリアティブケアホーム ゆきの彩都
所在地:大阪府茨木市彩都あさぎ5丁目10-10■パリアティブケアホーム ほしの岸和田
所在地:大阪府岸和田市磯上町1丁目3番29号【愛知県】
■パリアティブケアホームそらの春日井
所在地:愛知県春日井市松河戸町3丁目8番地7■パリアティブケアホームつきの小牧
所在地:愛知県小牧市小牧5丁目315