お知らせ・コラム


2025.02.17
COLUMN
opsol株式会社のもっとよく!「口腔ケア×リラクゼーション」
当記事「opsol株式会社のもっとよく!」では、より良いサービスをご提供するためにスタッフたちが大切にしていることや工夫についてインタビューを行い、ご紹介していく企画です。
今回は、パリアティブケアホームはなの楠根の奥山主任(言語聴覚士)に「口腔ケア×リラクゼーション」についてお話を伺いました。
※リラクゼーションとは、広辞苑によると「心身の緊張をときほぐすこと、リラックスすること」。本記事ではマッサージやストレッチを行うことで、筋肉の緊張や張りをほぐし、柔軟性を高める方法として扱います。
また、リラクゼーションは機能訓練を併用することで、身体の機能改善効果をさらに高めることが期待できます。
Q.口腔ケアとリラクゼーションの関係性について教えてください?
-奥山
ご入居者様の中には、口周りの筋肉が硬く口を開くことが難しい方もいらっしゃいます。
ですので、リラクゼーション(マッサージやストレッチ)で顔まわりの筋肉などの柔軟性を高め、開口を促した後に口腔ケアを行います。
Q.顔以外にもリラクゼーションは行いますか?
-奥山
顔の筋肉のマッサージも大切ですが、一部をほぐすのではなく全体をほぐすことが重要なので、顔以外にも首や頸部などのマッサージも行なっています。
筋肉は関節と同様に繋がっているため、顔だけをほぐすのではなく、連動している箇所を一緒にほぐすことが効果的です。
また、口が少し開けにくい方には、 アイスマッサージで口腔内を刺激し、開口を促すことも行っています。これらのケアはご入居者様の状態に合わせて調整しています。
Q.お口を使わずにお食事を召し上がる方にも口腔ケアは行いますか?
-奥山
経管栄養の方など、口からお食事を召し上がる事が難しい方でも口腔内は菌が発生しやすいため、毎日のケアが必要です。
特に経管栄養の方は口を開けることが少ない状態にあり、そういった方々の口腔ケア時の身体負担を軽減するためにもリラクゼーションは欠かせません。
リラクゼーション自体は一見些細なことのように思われるかもしれませんが、すべてがケアに繋がっています。ご入居者様が少しでも豊かな生活を送れるよう、リラクゼーションにはリラックス効果だけでなく、飲み込みを助けるなど生活を支える大切な役割があると考えています。
今より快適に、そして今ある状態を大切に。
インタビューを通して、日々のケアへの思いやその大切さが伝わり、聞いていてとても心温まる気持ちになりました。
奥山主任、この度は貴重なお話をお聞かせいただき、心より感謝申し上げます。
opsol株式会社ではご利用者様もスタッフも「自分らしい生活」を実現させる企業を目指し、弊社に関わるすべての人々に安心と幸せを届けられるよう、常に「最適解=optimal solution(オプティマルソリューション)」を探求しています。
様々な職種を募集しておりますので、ご興味がございましたら求職ページをご覧いただけますと幸いです。
自分らしい働き方を実現したい方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
代表的な運営施設
【大阪府】
■パリアティブケアホーム はなの楠根
所在地:大阪府東大阪市楠根3丁目2番41号■パリアティブケアホーム ゆきの彩都
所在地:大阪府茨木市彩都あさぎ5丁目10-10■パリアティブケアホーム ほしの岸和田
所在地:大阪府岸和田市磯上町1丁目3番29号【愛知県】
■パリアティブケアホームそらの春日井
所在地:愛知県春日井市松河戸町3丁目8番地7■パリアティブケアホームつきの小牧
所在地:愛知県小牧市小牧5丁目315