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新型コロナウイルス感染症の拡大で、オンライン会議などの様々な情報通信技術（ICT）が各企業で取り入れられ就職面接などもリモートで行う企業も少なくありません。就職面接に行くためにも、しっかりした履歴書を書きたい……だけど、どちらで作成を進めようか。就職にあたって応募書が最初に悩まされる関門「履歴書は手書きかPC作成か」webで調べてみても、どちらでも良いとの企業が多いと感じるが実際の所はどうなのだろう？　今から応募する企業はどちらが良いのだろうか、そんな状態の応募者は少なくないはずです。現在、文章を執筆している私もそうでした。その様な悩みを解決するべく、今回は履歴書の作成についてどの様に考えているのか、opsol株式会社代表取締役社長の鈴木へインタビューを行いました。

Q.履歴書作成は手書き派でしょうか、それともパソコン作成派でしょうか？

-鈴木
　最終的にどちらが有利とか不利とかということはありませんが、選考させていただく立場としては、手書きの履歴書の方が情報量が多いので、より求職者様の人物像をイメージしやすく、助かります。筆跡や丁寧さから感じるものや得られるものがありますと、それを携えて面接に臨むことができますので。

Q.作る上で気をつけた方が良い所やよく見ている所はありますか？

-鈴木
　手書きの場合は、丁寧に記入されているかどうかを重要視しています。上手下手ではなく、丁寧に記載されているかどうか、です。志望動機の強さを測るという観点もありますが、それよりも、その方が丁寧に仕事に向き合ってくれそうかどうか、というところを見せていただいています。パソコン作成の場合もやはり、丁寧に作成されているかどうか、細部まで気を遣って作成されているかどうか、を見せていただいています。文字のサイズや配置など、何も考えずに作成したものと、見る人の気持ちになって丁寧に作成したものとでは、明らかに仕上がりが違っています。また、一定程度社会的常識に沿って作成されているかどうかも見せていただいています。形式にこだわるというよりも、少し調べればわかることを調べているかどうかが重要で、書類を作成するにあたっての誠実さを重視しています。

Q.履歴書の選考に当たって社長は何を重視していますか？

-鈴木
　志望動機が個別具体的かどうか、を大変重視しています。複数の企業や事業所の採用試験を並行して受けることは何ら悪いことだとは思っていませんが、どこの企業や事業所にも使えてしまうような汎用性ばかり高い志望動機はあまり印象が良くありません。志望度の高さという観点からもそうですが、やはり読み手のことを考えて作成にあたっているかどうかがポイントです。本当に読み手のことを考えながら作成すれば、自ずと個別具体性が高い内容になるものだと思っています

ー鈴木社長、この度は貴重なお話ありがとうございます。
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