クロストーク




経歴もポジションも異なる3名が
それぞれの視点から
を語ります
opsol株式会社は、2023年1月1日現在で250名を超えるスタッフが在籍しており、
それぞれの場所、それぞれの役割で日々業務に励んでいます。
今回は、代表取締役社長である鈴木、事業所運営課長として福祉医療第一部事業所を取りまとめる絹田、
パリアティブケアナース岸和田の管理者である山口の3名が集まり、それぞれの立場から見たopsolについてクロストークを行いました。


YUKIHIRO SUZUKI
鈴木 征浩
2011年入社
opsol株式会社 代表取締役社長


KOHEI KINUTA
絹田 宏平
2018年入社
福祉医療第一部事業所運営課長/介護福祉士


RIYO YAMAGUCHI
山口 莉世
2021年入社
訪問看護ステーション
パリアティブケアナース岸和田
管理者/看護師

SECTION01
opsol株式会社に入社した経緯を
教えてください。


鈴木
私は、地元の介護老人保健施設で事務員として働いていたんだけど、その施設の理事長をopsolのオーナーが務めていた関係で声をかけてもらって、こっちの会社に移ってきたんだよね。

絹田
そうだったのですね。私の場合は、短期大学で介護福祉士の資格を取得した後、特別養護老人ホームで働いていたのですが、変化のない仕事内容や、年功序列でしか上を目指せない環境に徐々に嫌気が差してきまして……。退職を相談した上司が「オープニングから携わるといいよ」とアドバイスをくれたので、オープニングスタッフを募集していたナーシング楠根(現:パリアティブケアホームはなの楠根)に応募しました。

鈴木
面接で好印象だったからその場で採用になったんだよね。「どうする、来る?」みたいな(笑)。



絹田
そうですね。確か8月末に面接をして、9月には働き始めていました(笑)。私は当時、納得して働ける職場を見つけたいと意気込んでいたので、面接時に「上に上がりたい」とか「すぐに役職が欲しい」とか、今思い返すとかなり思い切ったことを伝えていたのですが、それを好意的に受け取っていただけたのかなと思います。山口さんは、どういった経緯で入ってくれたんだっけ?

山口
私は、もともと療養病院で働いていたのですが、母が在宅で看護ケアを受けていたということもあり、いずれは在宅看護を学びたいという思いがあったんです。そんな時、はなの楠根の求人情報を見つけたので、まずは本業の傍ら夜勤アルバイトとして月に数回働きながら、在宅看護がどんな感じなのかを調査していました。その後、偶然にも地元の岸和田に新しいパリアティブケアホームができたので、そこで常勤として働き始めたという流れです。
SECTION02
入社から現在に至るまでのお話を聞かせてください。



鈴木
前職の介護老人保健施設には在籍期間が短かったから、この会社に入った時には、実はケアマネージャーが何をする人かも分からない状態だったんだよね(笑)。オーナーの元で色々と勉強させてもらったおかげでこの業界のことを色々知れて、今があるって感じだね。

絹田
私の場合は、入社すぐに「こんな役職やってみない?」と、会社からどんどん提案してもらえまして。入社数ヶ月でリーダーになり、そこからまた数ヶ月でサービス提供責任者になりました。現在は、大阪府内の事業所を取りまとめる事業所運営課長として、現場の様々なトラブルやニーズを吸い出し、改善するという役割を担っています。

山口
私は現在、管理者として訪問看護ステーションを取りまとめながら、ご入居者様やご家族様に寄り添ったパリアティブケアを日々追求しています。私も絹田課長と同じなのですが、常勤として岸和田に来て数ヶ月で会社から「管理者にならない?」と言っていただけまして、二つ返事で「やります!」と言いました。

絹田
やる気があれば、どんなことにも挑戦させてもらえる環境ってのはありがたいよね。あと、新しいホームのオープンに携わったのも良い経験になったな。私は飽き性なので、刺激と変化があって、会社や自分の成長が感じられる今の環境に非常にやりがいを感じています。


SECTION03
業務を行う上で
大切にしていることは
ありますか?


鈴木
採用活動や人材育成に関して言うと、やはり我々は人の心と向き合う仕事をしているので、「誠実さ」というものは常に大切にしているし、みんなにも大切にしてもらいたい。あとは、会社としてはまだまだ発展途上でチャレンジャーの立場だから、「それ、おもろいやん」と思ったことはどんどん取り組みたいと思ってるよ。

絹田
私は、現場のスタッフと壁を作らないことですね。良い事も悪い事も気軽に相談してもらうことで、トラブルを未然に防いだり、会社や働き手を良い方向に導きたいと思っています。その中でも特に、各事業所の人間関係については常に気にかけていまして、「会社や仕事に不満はないけど辞めざるを得ない」というスタッフを生まないようにしています。

山口
絹田さんには報告・相談がしやすいので、現場のスタッフは本当に助けられています。もちろん、ただ優しいだけではなくて、的確な指導もいただけるので現場からの信頼も厚いですよ。


絹田
ありがとう。私自身、やる気が空回りしてミスを繰り返しながら成長してきたタイプなので……。みんなには同じ失敗をしてほしくないという思いから、細かいことに対してもつい指導に熱が入ってしまいます。山口さんが仕事で大切にしていることってある?

山口
私はシンプルですが、ご入居者様の幸せを第一に考え、行動に移すことですね。ご入居者様の心身の状態や要望は一人ひとり違いますし、日々変化していきますので、パリアティブケアには一つとして同じ答えがないんです。そんな中でもご本人様やご家族様、上司や各部門のスタッフとコミュニケーションを図って、自分なりの最適解を見つけられるようにしています。
SECTION04
働き手にとってopsolの魅力はどんなところですか?



絹田
先ほども話したことですが、やる気や熱意を買ってくれるところですね。キャリアアップだけの話じゃなくて、「こんな資格を取りたい」「こんな研修を受けたい」みたいな、自身のスキルアップを目指すための要望にも応えてくれるので、どんどん成長できる環境だと思います。あとは、看護職員や介護職員が多いことも魅力だよね?

山口
おっしゃるとおりです! 療養病院にいた頃は、看護師不足で常にせわしなくて……。ここに来てからは、ご入居者様一人ひとりに向き合える時間が格段に増えたので、例えばバイタルチェック中に「この方、外で歩きたいと思っていらっしゃる!」と感じたら、すぐに外へ出て一緒に散歩することができるんです。

鈴木
その余裕っていうのは、働き手にとってもご入居者様にとっても大切だよね。医療依存度が高い方を受け入れるためには、中途半端な社内体制ではいけないと思っているし、スタッフにも安心して働いてほしいし。看護職員で言うと、うちは准看護師ではなく正看護師のみ採用しているから、「准看護師が正看護師に指示を仰いで……」みたいな煩わしさがないことも働き手にとってはメリットかな。



山口
あとは、些細な出来事もご入居者様と一緒になって楽しめることは魅力だと感じます。自己満足ではなく、楽しさを追求することも立派なパリアティブケアなので。私が働いているほしの岸和田には、岸和田で生まれ育ったご入居者様が多いので、9月になると外から聞こえてくる「だんじり」の音を聞いて地元トークをしたり……。

鈴木
今後は、スタッフが出向いてライブ中継しても良いかもしれないね(笑)。寝たきりの方もいらっしゃるからできることが限られてはいるけれど、工夫しながら幸せな場所をつくっていきたいよね。
SECTION05
これからの展望を
教えてください。



鈴木
私は、「日本の要看護期を幸せにする」という大きなテーマを掲げていまして。終末期と呼ばれる時期って、世間的には「死を迎えるまでの苦しい時期」というイメージがあると思うのですが、これを私たちの手で「実は楽しく過ごせるんだ」というイメージに変えていきたいんです。そのためには、拠点も日本全国に拡大していきたいですし、看護・介護サービスの質も、もっともっと向上させていかなければと考えています。

絹田
私たちが提供しているパリアティブケアは、ただ身体的な苦痛を緩和するだけのケアではなく、精神的な問題から社会的・経済的な問題、宗教的な問題まで、すべての苦痛・苦悩を緩和するためのケアなんです。これを極めることは非常に難しいと思うのですが、全社一丸となって取り組んでいきたいですね。

山口
お二人がおっしゃった目標を達成するためには、やはりスタッフ一人ひとりの力が欠かせないと思います。個人的には、管理者として事業所をもっと引っ張っていける存在になりたいですし、新しくopsolに入ってくれる後輩たちのことも全力で支えたいと思っています!
INTERVIEW
各部門のスタッフたちによる
「先輩インタビュー」も
チェック!
opsolの介護部門・看護部門・住宅部門に在籍する3名のスタッフが、仕事内容や職場の雰囲気、opsolの魅力などについて語っています。